最近、朝起きたときに首や肩が痛いといった症状を抱えている方は、その原因のひとつとして、枕が自分に合っていないということが考えられます。

 

寝ているときは、寝返りなどで身体を動かさないかぎりは、身体は動かないでじっとしたままの時間が多いわけですから、首の状態が正常な位置になければ、首の血管や神経、あるいは筋肉などに影響をおよぼしかねません。

 

そこで必要になってくるのが、枕の選び方です。枕の選び方と言いましても、人によってさまざまですので、一概に断定することはできませんが、体型によって、ある程度その方に合った枕というものを選ぶことは可能です。体型が痩せ型の場合の方は、首や肩のまわりには、脂肪が付いていないことのほうが多いですので、枕はクッションが多めに入ったタイプのものが良いとされています。

 

枕というものは、人間が真っ直ぐ立ったときの状態とおなじ位置に、頭があることが理想的だとされていますが、どちらかというと、頭は少し前に傾いているほうが良いのです。なぜなら、そのほうが、寝ているあいだに首に負担がかからないからです。

 

ですから、痩せ型の方は、寝たときに天井が見えるよりも、少し斜めになっているほうがいいわけですから、クッションを多めに入れて、枕を少し高くしたほうが良いでしょう。

 

標準体型の方もおなじように、枕の選び方としては、首がまっすぐになるよりも、前かがみになった状態のほうがベストです。首の骨は、S字カーブになっているのが自然な状態であるため、枕を高くしたほうが首にはやさしいということがわかるわけです。

 

太っている方、つまり肥満体型の方の枕の選び方ですが、太っている方は、首や肩のまわりに脂肪が付いていることが多いです。そのために、高い枕で寝るとしますと、頭がベッドに対してあがりすぎになってしまいますので、肩に負担がかかることになり、そのため朝起きたときに肩こりのような症状があらわれることがあります。

 

ほかにも、背中が痛いといった症状もありますので、太っている方の枕の選び方としてベストなのは、低めの枕を選ぶということがポイントになってきます。

 

その際、枕の中綿などのクッションは、少ないほうがいいでしょう。そうすれば、首や肩に脂肪が付きすぎているという場合にも、枕としての機能を果たすことになるわけです。体型だけではなく、横向きや仰向け、あるいはうつ伏せ寝といった、寝ている姿勢に合った枕もあります。